入塾のときにいちばん多くいただくご要望は、勉強法を教えてほしいということです。
何をどうやって勉強すればいいのかわからない。保護者の方にも、お子さん本人にも、そんな思いがあるのだと思います。
勉強法の答えは、いまの学力によって変わります。開智学院では3つの段階で考えています。
【1】基礎学力がつくまでは、問題の解き方を教わる
基礎ができていないうちは、一人で机に向かっても時間だけが過ぎてしまいます。この時期は授業が中心です。
講師が解き方をていねいに教え、できる問題を一つずつ増やしていきます。
解き方を知ること。ここが出発点です。
【2】ある程度学力がついたら、授業の外での過ごし方が大事になる
授業に通っているだけで成績が上がるわけではありません。学力がついてくるほど、成績を左右するのは授業の外の時間になります。
1週間は168時間あります。開智学院の授業は、中1・2年生で週4時間、中3で週7時間、高3で週4時間です。
いちばん多い中3でも、168時間のうち4%ほどです。中1・2年生なら2%ほどにしかなりません。
睡眠や学校の時間を引いても、授業以外の時間のほうがはるかに長いのです。
その時間に何をするかは、学年によって変わります。
■中1・2年生 宿題をきちんとやること。そして授業で学んだことを復習して、定着させること。ここが何よりも大切です。 そのうえで、定期テストの前には計画を立てて勉強します。
■受験生(中3・高3) 宿題以外の課題を、どれだけ解けるか。過去問と、苦手単元の演習です。受験生にとって大事なのはここです。
授業の外で何をするか。そこで差がつきます。
勉強法とは、解き方ではなく過ごし方になっていきます。
【3】最終的には、自分で計画を立てて取り組む
ただ、「自分で計画を立ててやりなさい」といきなり言っても、できる子はほとんどいません。
そこで、中1・2年生のうちから、定期テストの前に私と一緒に計画を立てます。計画に沿って勉強する経験が、後に自分でも同じように勉強できる訓練になります。
詳しくは「手稲東中、10月16日の定期テストまでにやるべきこと」の記事に書きました。
そして最終的には、自分で計画を立てて取り組めるようになってもらいます。ここは開智学院が特に重視している部分です。
中3と高3の受験生は、自学自習ができるようになっていれば、受験の結果は自ずとついてきます。過去問も苦手単元の演習も、自分で計画を立てて進められる状態です。
でも、受験の年になってから慌てて身に着けようとしても、簡単ではないと思います。早いうちから少しずつ練習しておくことが大切です。
勉強法は、授業の中だけでは身に着きません。授業の外での過ごし方を、いまから一緒につくっていこう。
大丈夫、自分で動ける子は必ず伸びるよ!!