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共通テストの英語はどう変わった?

**札幌開智通信ブログ**

大学入試センター試験に代わる「大学入学共通テスト」が昨日、今日の2日間で行われました。

共通テストの実施は今年が初ということで、受験生にとっても学校や塾の教師にとっても手探りの状態で迎えた試験だったかと思います。

特に問題構成が大きく変わった英語について、今回の共通テストの特徴は次の通りです。

<リーディング>

・発音・アクセント、文法・語彙の問題がなくなった

・全問題が読解問題になった

・語数が増加(前年から約+1400語)

・リード文(問題の説明文)が英語で書かれている

・読解力が以前より必要な問題になった

・全文を読むのではなく、拾い読みが必要(長文が長いため、全部読んでいると時間が足りない)

大問構成

[1A]
Line等SMSの会話文

[1B]
チラシの読み取り

[2A]
演奏会の講評

[2B]
長文メールのやり取り

[3A]
質問掲示板

[3B]
ボランティア募集のニュース記事

[4]
長文メールの応答文

[5]
ドキュメンタリーの長文

[6A]
長文を読んでチラシ作成

[6B]
評論文

<リスニング>

 ・大問3~6は放送が1回のみ

 ・音声スピードが速くなった

 ・会話の量が増えた

以上、総括として、

時間は変わらないが、文章量が増えたため、速読的対応が求められる。

リスニングも外部テスト(英検やTOEICなど)並みに難しくなっており、またリーディングとの配点も100:100になっているので、本格的なリスニング対策が必要と思われる。

来年以降共通テストを受験するみなさんは、上記の点を意識して勉強をしていきましょう。

リスニング力は一朝一夕で身につくものではありません。
できるだけ早いうちから対策をすることが重要であり、また他の受験生よりも有利となります。

開智学院ではネイティブスピーカーによる英語の授業を行っており、小中学生のうちからリスニング力を鍛えることができます。
ぜひ今から将来の大学受験に備えましょう!

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