開智通信ブログ
子どもたちからの質問コーナー 第2回
2019-07-12
なぜ頭の良さが人によって違うのか?
基本的に生まれた時の能力には差がないと思っています。
勉強ができるかどうかは遺伝ではないです。
英語が難しいと言っている子たちがいますが、日本語を覚えるのにみなさん苦労しなかったでしょう?
遺伝が原因なら日本語を話せない、書けない子がたくさんいてもおかしくないです。でも現実は健常であればすべての日本人は日本語ができます。
ではなぜこうも違ってくるのかということになりますが、大きく分けて2つある気がします。
一つは食べ物
栄養が足りていないと脳が活発に動かないので、朝ご飯をきちんと食べているかとか、みそ汁を飲んでいるかとかで変わってくると思います。
たまにお菓子ばかりを食べている、または甘いものばかりを食べている子がいますが、成績はあまりよくない気がします。
もう一つは性格が影響していると思います。
【成績が良い人の特徴につぃて】
小さい時から好奇心が旺盛
わからないことがあれば大人によく聞いている
本などをよく読む(知的好奇心)
人の話をよく聞いている
一人遊びができる(レゴとかおままごととか→想像力が鍛えられている)
負けず嫌い
素直
やらなければならないことはきちんとやる
これらの性格の中で当てはまるものが多い人は勉強もできています。
そうじゃないと勉強はできるようにならないのか?というとそうではありません。上記のに当てはまると自然と勉強ができているのであって、努力によっていくらでも改善できます。
でも、その努力って?
おそらくいま中学生であれば、勉強が思うようにできていない場合、何が足りていないかというと、小学校4年生か5年生の勉強です。
これが抜けていると中学校では時間当たりの勉強効率がかなり違います。
もし本気で自分を成長させていこうと思っているのなら、一度4,5年生の勉強を振り返ってみてください。